■ログハウスの故郷、フィンランド。ここには何百年も前に建てられたログホームが数多くあります。
そんなログホームたちは、人々に落ち着きとやすらぎを与えてくれる一番の場所であり、とても大切にされています。
厳しい自然環境のフィンランド。家の中で過ごすことが多いためか、“家”に対する思いが強く、年中家族みんなで修理をしたりペンキを塗ったりしているそうです。
手をかければかけるほど、愛情も深くなってくるのかもしれません。

130年前の街並みが「保存地域」として今も残っています
■フィンランドの人々の90%は別荘(サマーハウスとよばれるログホーム)を持っているそうです。
特に湖畔に建てるのが主流。フィンランドの有名な別荘の名に、よく「〜ニエミ」とついていますが、「ニエミ」というのは「湖畔の別荘」という意味なのだとか。
木の香りに包まれながらゆったりと過ごし、サウナに入って湖に飛び込む。
「森と湖の国」フィンランドならではの夏の楽しみ方です。

■フィンランドの有名な画家 
“ペッカハロネン(1885-1933)”の別荘「ハロセンニエミ」
■「ハロセンニエミ」の窓から
 見える湖

■毎年、別荘フェアーが行われ沢山の人でにぎわう
 ‘ロバニエ’の町
■フィンランド人々は、他の国々とは違い、丸ログがあまり好きではないようです。
これは一時の流行り廃りというものではなく、どうやら昔からの様で、百年以上も前に建てられたログホームでさえ、角ログに加工されています。
もちろん製材機など存在しなかった時代ですが、立派な角ログが今も残っています。
他の国の人々が、住宅としてのログホームに丸ログを選ぶというのは、フィンランドの人々にとってはとても不思議なことなのだそうです。


■130年前のログです。やっぱり角ログでした。

■色鮮やかなログもたくさんあります。
近年、フィンランドでもログホームを別荘としてではなく、住宅として建てたいと感じる人が多いというアンケートの結果がでています。にもかかわらず、行政との意見の相違からなかなかうまくいかないというのが現状であり、人々は静けさや、やすらぎを求め、人里離れた別荘へ向かうのです。
  フィンランドの人々にとってログホームとは、今も昔と変わらず、やすらぎの場、家族団欒の場、生きる元気を養う場となっているのです。
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